昨日の朝4時半に、2回目の危篤電話がありました。
前回は17日。
奇跡的に持ち直し、意識もはっきりする時間が増えて、
退院が近づいたときに
二度目の危篤状態。
すぐ病院に駆けつけましたが、呼吸は浅く、目は開いたり閉じたり。
点滴は続けていたものの、
腎臓機能が弱まり、尿がうまくでない状態。
おかげで、手足がぱんぱんにむくみ、
病室ではみんなが代わる代わる手足のマッサージをしています。
三日前には、
「もっと早く一緒に住めば良かったんだよ」
と言うと、大きくうなずいたおじいちゃま。
握った手をぎゅっと握り返すのが「うん」の合図。
すぐminaのことを認識できなくなっていたから
「孫ですよ。おじいちゃまのまご」と言うと、うんうんとうなずいていたおじいちゃま。
酸素マスクもとれて、退院が近づいたというのに。
でも
でも今、
とても穏やかな表情なんです。
昨日またシスターたちがいらして、歌を歌ってくださった。
孫たちも交代で病院に張り付いていると言うと、
「さすが先生ですね。お孫さんにも愛されているのは先生だからこそです。
私たちもいつも先生のためにお祈りしています」
とおっしゃってくださった。
意識は朦朧としていらっしゃるようだけど、
でも声は聞こえると信じて、たくさんお話しつづけています。
詩人でもあるおじいちゃまの詩を読んだり、
賛美歌や昔の日本の曲をかけたり、
思い出を話したり、
きっと聞こえているんだろうと信じて話つづけよう。
明日はサンフランシスコの叔母チャコも日本にもどってくる。
これで6姉妹中、5姉妹が揃うわけです。
もう1人のロスの叔母は、どうしても来れないと。。。
いろんな思考がぐるぐるしていた先週ですが、
今は、ひたすらおじいちゃまが苦しみから解放されることだけを祈っています。
おだやかに。
おだやかにいて欲しい。