東野圭吾さん好きなminaに、本が大好きないとちゃんが薦めてくれた本。
薬丸岳の「天使のナイフ」
日本の少年法を題材としてつくられた小説。
被害者側の家族の苦悩、加害者本人と家族の苦悩。
少年法で守られた少年たちは本当に更正できるのか?
贖罪とは?
自分本位
こっちだって被害者
守らなければいけないもの
守りたいと思えるもの
なんだかいろんな立場の人物たちの心理が丁寧に書かれていて、
最初は加害者への怒りを感じながら読んでいましたが、
少しは加害者の気持ちやその家族の気持ちも理解できた気がします。
次はどうなる?
これからどうする?
と、本に引き込まれ、あっという間に読み終えてしまいました。
デビュー作が乱歩賞受賞。
満場一致の受賞作だったらしいですよ。
推理小説好き、東野さん好きなら、読む価値ありです。
いとちゃんありがとーーーう。
次は新世界だ!