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2016年 10月 13日
忙しくて更新していなかったブログを入院の間に書いてみようと思ったので久しぶりに投稿。 先週の火曜日の朝、 起きなければいけない時間にあまりの頭痛と目の痛さにしばらく起きれませんでした。 目の痛さとは、目の奥が痛いのと、光がとてもまぶしく感じること。 しばらく休んで起き上がり凜太郎の幼稚園の準備をして yanocchiに送ってもらってそこからまた少し寝ようと身体を休ませました。 9時〜お昼 激しい頭痛と目の奥とこめかみ、後頭部なども痛かったので 眼精疲労かな?と思い、ロキソニンを飲んで横になるが痛すぎて寝れない。 13時頃 全然よくならないので、 よく家に来てもらっている鍼灸の先生に電話をして処置してもらいました。 眼精疲労だねと言われた! 14時 幼稚園のお迎えの時間。 鍼も効かず、ひどい頭痛、ちょっと吐き気も感じ始め、立ち上がれないくらいに悪化。 幼稚園に電話をして、15時頃まで預かってもらうことにして少し寝ました。 15時 少しましになったので幼稚園へお迎え。 事務の方に本を読んでもらっていい子にしていたそうです。 凜太郎と一緒にゆっくり帰宅。 ソファに倒れるように横になると、その状況を理解したのか、 額やまぶたをマッサージしてくれる凜太郎。 「りんがいるからね、だいじょぶよ」とお腹をポンポンしてくれたり優しかった♪ 一緒にお昼寝をして、夕方に起きてなんとかごはんを作って食べさせ 一緒に就寝したのが20時半頃。 22時頃 またひどい頭痛で起きてしまい、ううぅぅううと耐える。 パパママも長野に行ってて不在だし、yanocchiはまだ仕事だから病院にも行けない。 とりあえず耐えるしかないと頑張る。 24時頃 吐き気で目覚め、とうとう嘔吐。 救急相談センターに電話して症状を伝えると、 救急車ですぐに病院に向かいなさいと言われ、救急隊に転送されました。 yanocchiの帰宅を待たないと凜太郎を置いて病院に行けないので 「急いでこなくていいです」と理由を言う元気もなくそれだけ伝えて 入院するなら、の準備をフラフラしながら鞄にいれていたら 救急車とyanocchiの帰宅がほぼ同時で、凜太郎をyanocchiに任せ 一人で救急車に乗り込み病院へ。 とにかく光がまぶしく感じるから目が開かない。 ずっと目をつむったまま病院に着き、説明を受け、レントゲン、CT、血液検査。 脳の中の血管を正常にするためかなんかの錠剤を飲み、点滴と口に酸素マスク。 ハァハァしていたので酸素マスクがあると少しだけど楽になった。 しかし飲んだ錠剤があまり効果がなかったので、痛み止めの点滴をプラス。 その点滴がやっと効いて、 寝起きから痛かった頭痛が22時間ぶりにおさまった! 酸素マスクも口を覆うタイプから鼻のみに代わりました。 さすがの記録魔も目が開けられないのだから写真が撮れなかったけど、 やっとここで撮れました。 いや、なんで撮るの?と思われるんだろうけど、記録魔なので〜。 そうそう余談なんですが 痛みが落ち着いてようやく目を開けられたその瞬間、 目の前で心配そうにminaを見つめる看護師さんがものすっごく可愛かったの! ア、アイドル?と思ったほどかわいかったの。 久しぶりに見た人の顔があの天使なんだもん、男なら惚れるわ。 惚れてまうわ。 あぁ、写真撮りたかった。 痛みが治まりようやく睡眠がとれました。 翌朝9時にまた頭痛もでてきたので MRIがある別の病院で検査をすることになりました。 救急車で病院まで搬送しますねと言われたときに 「死にそうじゃないのに救急車乗るなんて申し訳ないです、タクシーで...」 と言ったら、そのアイドル天使ナースが 「そんなことないですよ〜(´ー`) 目も開けられない状態なんだからそんなこと気にしないでいんですよ〜。 早く行って検査しましょうね」と微笑んでくれてもう胸きゅんだよね。 転院する頃はまた頭と目が痛くなり、目をつぶっての移動でした。 本当は医療機器のデザイン好きだから全部見ていたかったけど痛みで無理でした。 CTとかかっこいいよね〜。 新しくうつった病院の先生に 「MRIの検査をすることと、症状からして髄膜炎の可能性があるから検査しましょう」 と言われ、側湾症(背骨がS字に曲がってるんですわたくし)だから 髄液をとるのが大変かもしれませんと伝えるとレントゲンも再撮影することになりました。 [余談2] 髄膜炎は小学校四年生の時に実はかかったことがある病気。 家族で大阪に行ってた時に高熱で倒れて救急車で病院へ運ばれそのまま入院。 大阪で一人で入院。 パパが個室をとってくれて、みんな東京に帰るからと漫画をたくさん買って置いていってくれたんだけど、その漫画がまさかの「はだしのゲン」全巻。 小四、一人大阪、初めての入院、個室で話す人いない、で「はだしのゲン」。 いやぁ、 あの時の怖さは忘れられないです。 さて髄液の取り方。 これがかなり痛いトラウマがありまして、 minaが入院したときに取った記憶はないけれど、 数ヶ月後に同じ髄膜炎で入院した弟純が髄液採取の時に大暴れして 看護師さん達にはがいじめに合いながら取ったというママの話がトラウマになっててね、 先生に「髄膜炎の可能性が高いから先にルンバ(腰椎穿刺)やっちゃいましょうか」 って言われたけど、そのトラウマのせいで 「いや、MRI先にしましょう、髄液は最後の最後で~」と哀願し、MRIを先にやりました。 [余談3] MRIってさ、四つ打ちですよねw ちょうどエントランスあたりにいて、奥から聞こえてくるくらいの音量。 そこにきゅるるるる〜とかじじじじ〜とか昔のトランス的な音が入って 具合悪くてもちょっとにやけてしまう、そんな時間のMRI。 MRIは正常だったので結局、髄液採取。 担当してくださった先生はベテラン先生で 「最近私は取っていないから、取り慣れている若手の先生を呼びましたよ」と言われ 森山未來的な先生の登場。 表面の皮膚に麻酔をし、「いきますよ〜」と先生。 頼むぞ未來!)と祈り続けるも、3回失敗。 腰あたりの背骨も曲がっているので、やはり取りにくいらしい。 「先生、やめましょう。きっと髄膜炎だからもう治療やっちゃいましょう」と言ってみたけど 「最後!最後もう一度別の場所でいいですか?」と言われ、 「最後ですよ、これでとれなかったらもうやめてください〜」と言って最後の一刺し。 「いった!」と先生。 「うわっ、圧すげー」と若手っぽい言葉が口から飛び出て意味もわからなかったけど 聞く元気もなくそのままおとなしくしていました。 結果髄膜炎、2週間は入院とのこと。 ウィルス性の髄膜炎は細菌性の髄膜炎に比べるとそこまで重い病気ではなく 後遺症を残すこともそんなにないそうです。 ウィルス性髄膜炎 [無菌性(ウィルス)髄膜炎とは] 菌よりも小さなウィルス、主に蚊を媒介としたウィルスや消化管で見られるウィルス等が、 脳の周囲にあるくも膜下腔に感染し起こる。 免疫が低下している時に感染しやすい。 [主な症状] 重度の頭痛、急な発熱、嘔吐、明るい光をまぶしく感じる。 また首筋が固まったようになり、前に曲がらなくなる硬直が起こる。 [検査方法] 使われる針はかなり大きな針で通常1時間かけて局部麻酔をして検査する。 また針を刺しながら液圧測定もされ、液圧が高ければ脳の炎症が考えられます。 (先生の圧すげー!はこの事だった) [治療] ウィルスに効果のある薬がないので、点滴による対症療法で治療。 主な症状はどれも思い当たります。 入院してからも熱も38後前後が数日続き、悪寒と高熱を繰り返しました。 沖縄で一日だけ発熱したあれも要素の一つだったのかなぁ。わからないけど。 とにかく安静とのこと。 頭痛がなくなると途端に復活したものだと思い込み、動き始めてしまうminaには試練。 安静っていうのが苦手だからなぁ。 あ! 言い換えて、「ダラダラしてる」ならいけるかも。 退院してもしばらくダラダラしまーす。 みなさんもひどい頭痛を経験したら我慢せず、すぐに受診すること! と頭のすみにでもいいので留めておいてください。
by minaminamiiya
| 2016-10-13 13:08
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