2年前にどっか(笑)に旅行に行った時の、機内誌にあった記事のお話です。
とっても衝撃的で欲しくなったので、そのページだけ破いて持って帰りました。
友人達に見せたりして、行方不明かと思われていたそのページを昨日発見!
早速blogでご紹介します。
「この傘はね、雨音を楽しむ傘なんですよ。」
そう言ったのは、福井県の福井洋傘の橋本社長。
福井県では、『蛇の目傘』が嫁入り道具として使われているそうです。
お客さんから「雨の日にも使いたい」という要望があったために、
紙でできている蛇の目傘を、現代の技術を使い雨にも使えるように作ったのです。
もともとは、福井県は繊維業と機織りが盛んな土地。
傘用の布は、
着物を折る技術で創られていて、
袖のような風合いを出しているといいます。
傘のフレームは、
眼鏡のフレームの技術を使用。
柄の部分は、
河和田塗の職人が一つ一つ手作業で塗っているのです。
傘の開きは、2段階に調節可能です。
1段で、じゃばらの蛇の目傘。
2段で、雨音を楽しむ洋傘になります。
価格はそれなりのもの。
でも、「一生モノの傘です」と断言する橋本社長の言葉を信じてみたいですね。
だって傘の
カルテも作ってくださるんですって!
すごいなぁ、素敵だなぁ。
大切に長い間使って、できれば娘にもあげれたら素敵ですね。
代々使う傘かぁ。
minaが一番興味を持ったのが、もちろん雨音!
雨音は布の織り方によるといいます。
文章では表現できないほど素晴らしい音がするそうです。
まるで太鼓をたたくような「ポン、ポン、ポン」というような音色らしいです。
うわぁ、聞いてみたい。
これならちょっと寂しげな雨の中でも、雨音を楽しめながら歩けますね。
1人で微笑みながら歩いているminaが想像できる(笑)