yanocchiのひいおばあちゃまが危篤になられて、
実家の岡山に急遽行ってきました。
先週の火曜日あたりから具合がよくなくなっていると電話連絡があったものの、
yanocchiの仕事の都合もあり、すぐには帰れませんでした。
そして木曜日の朝、
本当に危ないので帰って来てほしいという電話をうけ、
その日の最終で岡山に帰る事にしました。
ところが、お昼を過ぎてひいおばあちゃまの状態がまた悪くなられ、
yanocchiも仕事を途中で引き上げて
そのまま一緒に夕方には岡山に帰る事にしました。
しかし、
15時に実家から亡くなられたと連絡。
ひいおばあちゃまは、97歳。
数え年で99歳。
yanocchiは、ひいおばあちゃまへ特別の感情を持って育ちました。
家族みんなのご飯を作ってくれたのも、
悪い事をした時にびしっと怒ってくれたのも、
いつもいつも深い愛情を持ってyanocchiに接してくれたのも
そのひいおばあちゃまだったのです。
ひ孫の中でも一番自分がかわいがられたと本人も言い続け、
そして、yanocchiも大好きなひいおばあちゃま。
mixiの写真のアルバムには
ひいおばあちゃまとyanocchiが手を握り合っている2ショットの写真。
本当に大好きなんだよね。
ひいおばあちゃまが認知症になられてから、
傍にずっと付き添っていたのは、娘であるおばあちゃま。
自宅介護を決め、おばあちゃまが友人のヘルパーさんの手を借りながらも
ずっと介護をなさっていました。
徐々に自分たちを認識しなくなったひいおばあちゃまを見るのが辛かった。
きっとそうだったと思う。
特に大好きな大好きなひいおばあちゃまならなおさら。
でもね、
常にひいおばあちゃまの傍に居続けたおばあちゃまはすごいと思う。
お元気な頃は口論が耐えない仲だったようだけど、
おばあちゃまのひいおばあちゃまに対する愛情と感謝と尊敬は、
とても深くて大きくて固いものだったんだと思う。
じゃなきゃ、やり遂げられないもん。絶対。
入浴、顔剃り、お化粧をすませたひいおばあちゃま。
眠っているような穏やかで深みのある優しい表情をしていらっしゃいました。
お世辞でもなんでもなく、ただただお綺麗でした。
肌もツルツルだし、きれいに目を閉じて、本当に穏やかな表情でした。
誰もがみんな「きれいだね」と言っていました。
minaはクリスチャンだから、マリアさまみたいって思った。
インドとネパールで見た仏陀の石像も思い出した。
それほどお綺麗な表情をなさっていました。
数え年で99歳。
明治、大正、昭和、平成と生きてこられたひいおばあちゃま。
大往生ですね…と思う気持ちもあるけれど、
正直もっとお会いしたかった、通じなくてもお話したかった。
そういう気持ちの方が大きいかな。